窪田ミナ NHK WORKS
窪田ミナ NHK WORKS
サウンドクオリティは言うに及ばず、作家陣の豪華さにおいても、また、新人作家の登用注目度においても絶大な影響力を誇るNHK。NHK番組の劇伴を作家ごとにコンパイルするNHK WORKSシリーズの第6弾。
NHKプレミアムドラマ『山女日記~女たちは頂を目指して~』(2016)
NHKドラマ10『コピーフェイス~消された私~』(2016)
二つのドラマを彩った、作曲家・窪田ミナによる音楽作品集。
収録曲
[MUSICIAN & STAFF]
[MUSICIANS]
Piano & Programming : 窪田ミナ
“山女日記” Session <01−11>
Strings Section : 杉野裕ストリングス
Violin : 杉野裕
Cello : 篠崎由紀
Flute : 高桑英世
Oboe : 庄司知史
Clarinet : 中秀仁
Horns : ジョナサン・ハミル、井上華
Vocals : MIYUU、MASUMI
“コピーフェイス” Session <12−30>
Strings Section : 杉野裕ストリングス
Violins : 杉野裕、沖祥子
Viola : 萩原薫
Cello : 篠崎由紀
Flute : 高桑英世
Oboe : 庄司知史
Clarinet : 十亀正司
Horns : 松田俊太郎、豊田実加
[STAFF]
Recording Director : 笈川信之 (PYXIE LLC)
Recording Engineer : 高橋清孝、森田誠、渋谷直人
Recording Studio : NHK 506st, HeartBeat st, abRiR st
Mixing Engineer : 渋谷直人
Mixing Studio : NESTO by Pyxie
Mastering Engineer : 森崎雅人 (Saidera Mastering)
Designer:原惇子(studio mimizuku)
Artist Management : 笈川信之 (PYXIE LLC)
A&R : 羽山治 (IDEAL MUSIC LLC)
CD制作協力 : 上田広志、小村郁世、大久保歩美(NHK Publishing, Inc.)
窪田ミナ世界の旅へようこそ
窪田ミナさんとは、WOWOWの「震度0」(横山秀夫原作・上川隆也主演・2008年)でご一緒したのが最初だ。警察官僚たちの群像劇で、窪田さんの音楽は、重厚でミステリアスなムードの中に、ヨーロッパ、インド、日本を巡っているような独特の多国籍な味わいがあり、いっぺんで惹かれた。以来「青い瞳のニュアージュ」「ルパンの消息」(WOWOW)、「ラストドクター」(テレビ東京)などを経て、今回の「山女日記」(NHK)ということになる。一度聴いたら、すぐに彼女の音楽だと判る個性的で不思議なメロディと、クールなようでいて心の底に潜む熱い情念のようなものを感じさせる処が、彼女の世界の魅力。山を登っては自分自身と向き合う様々な山女たちを描いた、今回の作品にも、それが遺憾なく発揮されていて素晴らしい。益々のご活躍を!
水谷俊之(映画監督)
サントラによせて
原作はアメリカの小説、サスペンス、潜入取材。ごく大雑把にいえばそんな発注で、最初に窪田さんが書きあげてくださったのは、M-12「コピーフェイス」でした。テーマ曲は作品の色合いを決定づけるほどのパワーがあるので、いつもは「もっと明るく」とか「テンポを上げて」とか、なにやかにやと迷うもことも多いのですが、今回は聴いた途端に想像を超えた出来栄えで、一撃で楽曲の持つ世界観に巻き込まれてしまいました。スリリングなリズムと一気にテンションが上がるメロディー。割と時間もなかったので、色々な意味で、窪田さんの才能に感謝です!
NHKチーフプロデューサー・真鍋斎
窪田ミナ Mina Kubota プロフィール
福岡県出身。英国王立音楽院、同大学院、作曲科及び商業音楽科卒業。
2001年より拠点を日本に移し、作編曲家、プロデューサーの他、ピアニストとしても活動中。オリジナルアルバム『モーメント』『Crystal Tales』をリリース。
映像音楽の代表作にTVドラマ『震度0』『ゲゲゲの女房』『隠蔽捜査』『ラスト・ドクター』、映画『その夜の侍』『葛城事件』、TVアニメ『カレイドスター』『マクロスΔ』、劇場版アニメ『ももへの手紙』など。牧野由依、坂本真綾、中島愛ら数多くのシンガーに楽曲提供も行っている。