【ALBUM】 Le Ciel Bleu
【ALBUM】 Le Ciel Bleu
光あり、微風あり、夜の浜辺に、澄んだ空がある。
そして何より愛がある。
13作の絵を観ているかのようです。
新たなHAKASE-SUNワールド、この素晴らしき世界。
こだま 和文
2001年のファースト以来、足かけ7年で5枚という超ハイペースな創作衝動に駆られて、登場したのは、高度に緻密な作業を経て、音の快楽要素を極限まで追求し、辿り着いた静かで甘美なリスニング・レゲエ。恍惚の光の向こうには青空が広がるのみ・・・。孤高のレゲエキーボーディストHAKASE-SUNにしかなしえなかった、極限のスムース・レゲエです!もはや、「元フィッシュマンズ」「リトルテンポの」といった肩書きはほとんど不要になった彼のまさに代表作となるべき作品です。
ミュージシャンには、抜群の相性の良さを見せてくれるギターの石井マサユキが前作から引き続いて参加。M11の「Fine Or Faint」では、THE MICETEETHから次松大助(ボーカル)と森寺啓介(ギター)が参加しています。今作も仕上げはロンドンのSOUNDMASTERSにてマスタリングを行ない、HAKASE-SUN独特の、太く静かに熱いサウンドをお届けします!
収録曲
RECORDING MUSICIANS
All songs written by HAKASE-SUNexcept M11:words by 次松大助、music by HAKASE-SUN
Disc mastered by Kevin Metcalfe
at the Soundmasters (London, UK)
<参加ミュージシャン>
石井マサユキ (TICA):Guitar
次松大助 (マイスティース):Vocal on M11
森寺啓介 (マイスティース):Guitar on M11
HAKASE-SUN プロフィール
日本屈指のレゲエキーボーディスト、HAKASE。ソロ活動時は、SUNがついて、HAKASE-SUNと名乗る。
2000年代に入って本格的にソロ活動をスタート、立て続けに6枚のソロアルバムをリリース。サニーサイドでメランコリック、チャーミングでポジティヴなHAKASE-SUN独特のレゲエ・キーボード・インストを構築している。それは、聴くものの心にぽっとあたたかいひだまりのようなものをもたらすよう。キーボード1本抱えて日本各地で演奏活動を行い、徐々にHAKASE-SUN信奉者増殖中。
1990年よりフィッシュマンズのメンバーとして5年間在籍。
95年夏、フィッシュマンズ脱退後、1stアルバムのプロデューサーであるこだま和文氏の紹介により、リトルテンポにメンバーとして正式加入する。
現在まで、リミックス・ワークを除くすべての楽曲にプレイヤー参加。
当時、Rocking Time , Reggae Disco Rockers の初代キーボーディストとしても在籍。
97年、UAのアルバム「アメトラ」に収められている「あめふりヒヤデス」の作曲を手掛ける。また、元ゼルダのボーカリストSAYOKOとのコラボレートを開始し、アルバム「アンダートーン」の大半をエンジニアZAKと共同プロデュース、楽曲も提供。この頃、the brilliant green、真心ブラザースの全国ツアーに、ライブ・サポートとして参加。
2001年よりソロ活動を開始する。6枚のオルガン・インスト・ソロアルバムと、1枚のベスト・アルバムをリリース。NHK ETV や J-WAVE の BGM に多用されている。
東京スカパラダイス・オーケストラのベーシスト、川上つよし率いる“川上つよしと彼のムードメイカーズ”にも10年間にわたりキーボーディストとして参加。
他に、リミックスワークとして、スケボーキングの「You Are God」、Bonnie Pinkの「Thinking of You」等を手がけている。
2008年公開の映画「人のセックスを笑うな」(井口奈己監督)の音楽プロデュースを担当。nowgomix recordsよりサウンドトラック盤発売中。挿入歌「ANGEL」が、インターネット上でスマッシュヒットを記録、ロンフセラー中。
2009年8月、山中湖での SPACE SHOWER イベントにおいて FISHMANS/UA のライブに参加、旧友たちと新たな再会を果たし、2011年、DOMMUNE と 日比谷野音で FISHMANS+ の一員としてライブを行う。