【ALBUM】 Duets
【ALBUM】 Duets
注目の和太鼓奏者・レナード衛藤、
四年ぶりのニューアルバムは、
世界的な民族楽器奏者達との超絶デュエット集。
ジャンルを超越した音楽的対話によって生み出される律動は、この世でここにしかない、瑞々しい感動を呼ぶ。
世界的な和太鼓奏者レナード衛藤が、世界的な民族楽器奏者達と、がっぷり四つにコラボレート。
タブラのザキール・フセイン、アフリカン・パーカッションのアジャ・アディ、ディジュリドゥのスティーヴン・ケント、そして実兄のメタルロック・パーカッショニスト、スティーヴ・エトウ。
ここには、和太鼓とか、アフリカとか、インドとか、そういうジャンル分けが全く無効になるような、「律動」、それのみが存在している。
今作にはメロディー楽器が一切使用されていない。太鼓をはじめとするリズム楽器のみの音楽。にもかかわらず、「うた」が聞こえてくる。律動のみから生まれるうた。あまり聞いたことのない現象だ。全く出自の異なる楽器が正面からぶつかり、そこに対話が生まれる。その瞬間の感動をあますところなく伝えるこのCDは、とても、贅沢な体験を与えてくれる。
収録曲
RECORDING MUSICIANS
参加ミュージシャンザキール・フセイン(タブラ)
アジャ・アディ(アフリカン・パーカッション)
スティーヴン・ケント(ディジュリドゥ)
スティーヴ・エトウ(パーカッション)
レナード衛藤 プロフィール
1963年、ニューヨーク生まれ。84年より太鼓グループ「鼓童」に参加。演奏や作曲だけでなく、音楽監督としてそれまでの太鼓のイメージを一新する活躍でグループをリードする。特にひとつのスタイルを作り上げたその独創的な太鼓アンサンブルは、国内はもとより欧米の音楽シーンやエンタテインメントに多大な影響を与える。92年、鼓童より独立。以後、ソリストとして35カ国を越える国々で演奏。ボブ・ディラン、ボンジョヴィ、レイ・クーパー、ロジャー・テイラー(クィーン)、ザキール・フセイン、スージー・スーなど錚々たるアーティストと共演。
レナード衛藤の楽曲は、“JFK”, “THE LION KING”などの映画やダンス・パフォーマンス、オリンピック競技演目、CF(メルセデス・ベンツや全世界放映されたadidasなど)に数多く使用されており、パトリック・デュポンやニーナ・アナニアシビリなどのバレエ・パフォーマンスにも使用されている。
2007年、自主レーベル「クラブレオミュージック」をアイデアルミュージックの傘下に設立し、Blendrums(NGCL-1001)と蒼い月(NGCL-1002)の2枚のアルバムをリリース。2008年には初のベスト盤「Duets」をリリースした。